Laundry

風呂は心の洗濯

演劇に救われているということ

真夜中、Twitterでなんとなく呟いた

というツイートが我ながら気にかかってしまった。

そういえば本当に変だな、と思ったので、これを機に、自分の演劇についてふり返ってみることにします。

これまで私と関わってきてくれたすべての人、ってわけでもないだろうけど、いや本当に、皆、出自わからないですよね、多分。

どこの誰だ、何してきたんだって。

私もよくわからなくなってきたし、わからないままやり続けるのもまあ、どうかな、と思ったので、てかもうすぐ本番だし、ちゃんと知ってもらおうと思って、重い腰を上げて、本番前にもかかわらず。

ブログを書こうと思います。へへっ

 

 

 

 


自己紹介

 

まずは簡単に自己紹介をば。

 

夏井菜月(なつい なつき)

1999年8月10日生まれの22歳、身長は154cm、血液型A型、低血圧が悩みです。

夏井の部分だけ本名の苗字が好きじゃないので芸名です。

語感の可愛さと覚えやすさが気に入っています。

海に遠吠えという劇団で脚本・演出・役者・制作をしています(劇団員募集してます)。

会話劇が得意分野、と言えるというか会話劇ばっかり出演したり見てきたので、必然的に会話劇が得意だし、好きです。

今週末も会話劇の本番あります京都にて!

詳細はスクロール!(宣伝)

 

普段は音楽を聞き漁ったり、アニメを見たり、映画を見たり、写真を撮ったり、漫画を読んだり、小説を読んだり、バイトしたり、演劇をしたり、しています。

 

そんな感じで本題にれっつごー。

 

 

 

 

 

 

 

中3、どうでもいいから演劇をはじめる。

私が演劇と出会ったのはかれこれ、7年前だろうか。

10年とはいかないまでも、もう既に5年以上経過していることが恐ろしい。

表現は麻薬みたいなものだと思う。

いろんな人に言われすぎて使い古された感性というか、言葉だけれど。

でもそれは本当に的を射ていて、正しくそうなんじゃないかと思う。

 

7年前、15歳、中学3年生、受験生。

中学3年生の冬。

受験シーズン真っ盛りに私は優雅に不登校で、別にいじめとかがあったわけじゃなくて、反抗期の延長戦というか、分かりやすく親に怒鳴るとかはなかったけれど、まあとにかく反抗期、自分の人生そのものに反抗したかったのかな。

こう書くと中二病の延長って感じがあるけれど。

ともあれ、登校日数が足らなくて、行きたかった高校に落ちた。

正直もう、人生どうでもいいなと思った。

 

部活は放送部だった。

小学校の頃、放送クラブというものがあり、私はよく昼休みの放送を担当していた。

自分の声がマイクを通して校内に響くことそのものが面白かったし、小さい頃から声真似とか歌とか、声を使って何かをすることがわりと好きだったのだと思う。

その流れで中学でも放送部を選択した私は、そこでできた友人のおかげで、演技、果ては演劇というものに出会うことになる。

 

友人は、ネットで声劇というものをしていた。

声劇というのは書いて字の如く、声で劇をする。

形式で言えば朗読劇に近いだろう、それのネット版だと思ってほしい。

私も面白そうだと思い、誘われるというよりかは真似をするように、それをはじめた。

そも、声で遊ぶことは好きだったし。

放送という形でアナウンスをすることから、演技をすることに興味が移ったのはこの友人と出会えたからこそだと思う。

 

ネットで出会った人と既成台本を見ながら通話越しで演技をする。

ネットで出会った声劇仲間は大半が素人の学生や社会人で、ごく稀に声優志望や演劇をしている人が混じっていた。

相手がどんな人であれ、イヤホンからの声しか分からない、声しか分からないから、自分の発する音に、相手の発する音にひたすら集中する。

これが対面であったなら、そういったことを想像させるには十分過ぎる体験だった。

 


話は戻り、中学3年生、受験シーズン真っ盛り。

受験勉強片手間に、不登校を極めていた私のもっぱらの暇潰しといえば、声劇だった。

しかしそれにもだんだんと飽きはじめて、物足りなさを感じずにはいられなくて、度々声劇仲間が言う「演劇」というものをやってみたい、きっかけがほしかった。

志望校に落ちた時点で(自業自得だが)、もうどうでもいいな、真面目に生きなくてもいいや、好きなことをやろう、と心の底から思ったから(そう思うと志望校に落ちたこともある意味運命かもしれない)、中2のときクリスマスプレゼントで祖父にねだって買ってもらったPCで、こう検索する。

 

「関西 劇団」

 

そうして検索して出てきた劇団員募集のまとめサイトのようなものに、私は釘付けになる。

通いやすい神戸の劇団を探し、私は連絡を取る。

何かあったとき怖いからと、私に声劇を教えてくれた友人を誘い、2人で向かう(怖いね)。

そこからだ。

そこから、私は演劇をはじめた。

 

一応私の演劇のルーツというか、最初は神戸からはじまっているので、大阪兵庫京都のどこの人ですか?と聞かれたら多分神戸の人。

 

 

 

 

 

 

初舞台、不登校、旗揚げをする。

劇団には高校生とか大学生とか社会人が何人かいて、流石に中学生はいなくて。

でもまあ中学生だから、結構可愛がってもらった覚えがある。

何度も基礎の稽古を重ねて、なんとか見れるようになった春先、私ははじめて舞台に立つ。

 

女3人芝居。

年齢に見合わない役を演じることになる。

正直舞台の専門用語も、演技の上手下手も、右も左も、何もかも分からないまま、必死で覚えた台本通りに本番が進むように食らいつく。

教えてもらった演劇の基礎やノウハウを反芻しながら、観客から今私はどう見えているんだろう、そのことばかりが気になって仕方がなかった。

結果として初舞台の印象はそれほど深くないまま、あっけなく終わっていた。

 

私が高校に上がってしばらくして、その劇団は空中分解していた。

何でかとかそういうことはよく分からないけれど、いや今となってはいろいろと考えることはできるけれど、とにかく気付いたらなくなっていた。

友人とは高校が違ったために、お互い疎遠になってしまった。

演劇とも、高校生活がはじまるのに合わせて一旦、疎遠になった。

 

なんとなく私は演劇をやめる気にはならなかった。

まだ演劇が何たるかも分かっていなかったから。

 

適当に入った市外の高校に馴染むのに精一杯だったが、部活を選ぶとき、演劇部があったにも関わらず私は放送部を選んでしまっていた。

そのときの心境はあまり定かではないのだが、まあ多分、外でやる伝手はあったから、学校でまでやる必要性はないとか、まあそんなようなことを考えていた気もする。

伝手っていっても大したものではなかったと思う。

もし大人しく演劇部に入っていたら、いろんなことが変わったのかなあとか思うけれど、そのときはとにかく経験のある放送部で安定したいとか、そんな感じだった。

そんな考えも虚しく、しばらくして、私はあれよあれよと言う間に高校に通えなくなった。

地元の高校を選ばず、知り合いも友達もいない隣の市の高校に通ったことが大きな要因だと思う。

シンプルに浮いた。

 

普通のこともままならない自分が心底嫌だった。

その頃重なった嫌なことすべてが辛くて、自分のことも、他人のことも、何も信じられなかった。

長く刃を出したカッターを何度も何度も右手首に押し当てた。

その度に、「もし次舞台に立ったとき、腕に傷があるなんて嫌だ」と思ってしまって、結局一度たりとも傷つけることはできなかった。

 

学校は行けなかったから昼夜逆転生活はさも当然のように謳歌できて、夜な夜なPCに向かって今の自分の気持ちをメモ帳に書き込んで言葉にすることが日課だった。

それくらいでしかままならない気持ちを発散する術がなかった。

これが後々脚本を書く時の良いネタになったので、こういう経験のすべてにグッジョブと言いたい。

 

いろんなことが上手くいかなくて、行き詰まって、そうだ演劇がしたかったんだ私はと、自分が自分らしく生きていくための最後の砦みたく、演劇に縋った。

初舞台を踏んだ劇団に出会ったサイトで、私はいそいそと、今度は自分が、劇団員を募集する。

まともに学校にも行けないくせに、と思いながら、演劇ならできるかもしれないと思った。

考えが甘いなーと思いながら募集をかけたら、本当に、本当に奇跡みたいに。

人が集まってしまった。

しかもなんか、悪人とかじゃない。

ちゃんと演劇をしてみたいって思ってる、その最初の一歩に、募集要項を見て、私を選んだ人が来てくれた、奇跡だと思った。

もしくは頭がおかしいと思った。

だって高校生、高校2年生だよ?

よくもまあ、高校2年生が主宰なんていう劇団に飛び込もうと思ったな、でも集まってしまったものは仕方がない、集まってしまったんだもの。

私だって何も考えず劇団員募集をしようと思ったわけではないし、それなりにプランはあった。

ただ、実行するには未成年、ましてや高校生、ありとあらゆる力がないから、大学生とか、大人の力が借りたかった、だから正直、渡りに船だった。

こればかりは運が良かったと言っても全然、まったく、過言じゃないだろう。

でもやっぱり、そのままひょいひょいと劇団旗揚げ、というわけにもいかず。

まあ紆余曲折あった、すごくあった。

長くなるので今回は割愛して。

私はいろんな人の手を借りて、「演劇ユニットハナウタ」を立ち上げることになる。

 

 

 

 

 

 

「第一部・完」感。

ハナウタでは8回、公演を行った(外部上演・短編含む)。

8回すべてで脚本・演出をして、ほぼすべての作品に出演して、かなり忙しかった気がする。

活動するなかでできた劇団の伝手で外部の作品にも出演を重ねながら、私は吸い込まれるように演劇にのめり込んでいった。

 

演劇がうまくいけばいくほど、学校から足は遠ざかっていく。

だって脚本書きたいし、演出考えたいし、セリフ覚えたいし。

いや、学生だろ、学生の本分を全うしろよ、と思いながら、バイトには足繁く通った、稽古にも足繁く通った。

コンビニバイトの最中、品出しをしながらずっとぶつぶつセリフを繰り返していた。

多分高校生の間、ずっと切らさず何らかの稽古をやっていたんじゃないだろうか。

演劇のことを考えなかった瞬間はなかった気がする。

本当に変な高校生だと思う。

 

ハナウタの公演はずっと、責任感で押し潰されそうだった。

自分で書いた脚本がそもそも面白いのかわからない、つけた演出はこれで綺麗に見えるか自信がない、自分の演技は果たして自然なのか、お客さんは呼べるか、面白いと思ってもらえるか、劇団員は楽しいだろうか、つらくないだろうか、いろんなことを、ずっと考えていた。

劇団員がいること、それだけが心の支えだった。

ついてきてくれる人がいる、それだけで、自分のことを信じられた。

 

書き溜めたメモ帳(ネタ帳とも言う)も底を尽きはじめ、信頼していた劇団員も就職や勉学を理由にだんだんと抜けていく。

それはもう仕方がないことで、私には止めようのないことで。

正直に言えばあんまり想像していたことではなかったから、なんとなくいつまでも続くようなものだと思ってもいたし、だから余計に、支えがなくなっていくことがつらかった。

1人になってもハナウタを、演劇を続けていくことがとても恐ろしいことのように思えて、そんなことができるほどの力が私にあるとは思えなくて、ある劇団員が抜けた時点で、この辺が潮時かな、と思った。

でも急に解散するのは違うなーと思って、1年後に、解散することを決めた。

しれっと普通の高校から定時制の高校に転校したおかげで通常3年で卒業するところを4年かけて卒業することになった私の卒業式もあったし。

この定時制の高校に通えたことは人生のよかったことベスト3に入るくらいのことで、これがあったから経歴に「ん?」と思うことは増えたけど、転校できなかったら正直演劇も何もできなかったと思う。

人生無駄なことなんてないよ、本当に。

 

1年という時間を設けて、私はじっくり、ちゃんと恩返しがしたいと思った。

私がハナウタでしたいこと、したかったことは、どこまでいっても自分のためで、私が続けられたのは間違いなく劇団員がいたからで、だから、3年もやってこれたわけで。

ハナウタの作品は、私のままならない気持ちを込めに込めた、私を救うためにあるような話ばかりだったけれど、「夏井さんの今だから書ける話を書いて」と言ってくれた、ついてきてくれた劇団員には感謝してもしきれないし、だからこそ、生半可な終わり方はできないと思った。

 

はじめは軽い気持ちだったかもしれない。

でも演劇があったから私の腕は今も綺麗で、演劇があったから不登校でも楽しくやってこられた、生きてこられた。

だからこれは、ハナウタへの恩返しでもあるし、これまでの演劇への恩返しでもあった。

私がもらってきたもの全部返す勢いで恩返し、そのために、解散公演までの2公演を費やした。

 

まあなんというか、観て下さった人には何だこれと思われかねないなと思いつつ。

最後2公演は演劇のこと、自分の劇団のこと、ハナウタのことばっかり考えて作品つくって、餞にというかね、がんばってきたわけだし。

いわゆる「第一部・完」感?

解散した後は感じざるを得なかった。

でも本当にやってよかった、私の愛すべき青春。

関わってくれた人、観て下さった人、本当にありがとうございました。

 

このハナウタを主宰していた頃、べろべろガンキュウ女にはじまり、うさぎの喘ギとかIQ22とかに出演したりしつつ、制作の手伝いに行ったりもしていた。

この辺はTwitterのプロフィールにあるツイフィールのリンクに飛ぶとざっくり分かる。

そういう流れで京都にもつながりができたのかな。

主宰としてとか役者としてとかで、とにかくいろんな劇団と、人と、知り合いたかったし、技術とか盗みまくりたかったから、こういう機会をくれたすべての人に感謝しています。

こういうのが多分叩き上げのスキル、の部分に該当するところかな。

 

ともかくだ、このハナウタ時代がなければ絶対に、確実に今日の私はいないだろうと思う。

よくやったと思うし、もうちょっと普通の高校生活エンジョイしてもよかったんじゃない?とも思う、結局大学も行ってないから。

大学は大学で今も憧れはあるけど、それよか演劇したいから今はいいです。

ハナウタ、まだTwitterは残ってるはずなので、たまに覗いてあげてください。

私も覗いてみようかな、多分、青春の匂いがする。

 

 

 

 

 

 

22歳、演劇が好きです。

ここまでつらつらと5000文字以上を書いてきたわけだけれど、まあ少しは私の出自みたいなものがわかるといいなと思います。

 

あ、解散してから。

ハナウタを解散してから、ハネオロシとか、ソキュウとか、ぽつぽつ外部に呼ばれて、出演を重ねてきて。

1年も経たないうちに、ふと現場の帰り、ハナウタの頃照明をよくやってくれていた、高校の同期でもある山本くんに、

「夏井と一緒に演劇やりたい」

と言われるわけです。

驚きました、でもまあ面白いだろうしやるか、と、あっさり海に遠吠え、立ち上げてしまいました。

そんな軽いノリか?って言われるとまあそんなこともないんですけど。

詳しくは過去のブログを漁ってみてください。

そんなに前のブログってわけでもないはずです。

 

コロナ禍初期に立ち上げたばっかりに全然活動できてないけれど、そんなこんなで海に遠吠え、第2回公演まであります、第2回公演は夏井の一人芝居で配信限定なので、是非是非お買い求めください、がんばっているので……!(急な宣伝)

 

 

 

で、あっという間に7年。22歳。

私は学生演劇経験はないし、大学生でもない、しがないフリーターで、コネも何もない、ずーっと続けてきた会話劇で鍛え上げたスキルだけが武器と言っても過言ではなくて。

でも、演劇が好きで、今も好きで。

これからも、やっていけたらいいな、と思っています。

海に遠吠え、夏井菜月、いろいろ、どうぞこれからも、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

最後に

せっかくブログをしたためたので、宣伝をば。

次回出演、今週末です。

 

KAC Performing Arts Program 2021/Theater
合田団地『リゾート(なかった青春の末路としての)』

 

作・演出:合田団地

出演:
岩越信之介 尾形柚香 澤田誠 夏井菜月

日時:
9.25(土)14:00/18:00
9.26(日)14:00/18:00

会場:

京都芸術センター フリースペース

詳細:

www.kac.or.jp

 

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1時間40分くらいの4人芝居、会話劇です。

かわいくて可哀想で優しくてさみしい世界観がじんわりと包み込んでくるようなお芝居です。

夏井は、これまでの会話劇で得たスキル全部使い倒す勢いでがんばっています。

集大成と言っても過言、じゃないかも。

だからどうぞ、見逃さないでください。

 

 

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長々とここまでお付き合い下さってありがとうございました。

夏井、これからもがんばるから!まずは今週末!

またね!元気でね!コロナ気を付けてね!

舞台上で、またお会いできますように。

1209

寒いなあ、と思っていたのにマフラーを忘れて家を出てしまった。

夜になれば後悔することが目に見えているのに。

 

最近はバリバリの無職で、少しずつ家で仕事しながら生活しています。気付けば3月ぶりのブログ更新でした。ブログがあったことすら忘れつつあったよ、すみません。

 

 

久しぶりなので、色々なことがあったな、と、振り返っていきたいと思います。

 

 

3月更新したときはまだ海に遠吠え第1回公演前で、確か意気込みやらを書いたような気がします。

当時はコロナが猛威を振るい始めた頃で、にも関わらず強行した己に感服です。

 

すごく、色んな不安があって、楽しいとかそういうことはだいぶ二の次にしながら、演劇ユニットハナウタ解散後の新しい団体の旗揚げってこともあって。かなり気を張り続けていました。終わったあとの消耗もすごくて。

 

終わったらブログ書きますー!とかTwitterでほざいてたのにあれ…書けねえ…と思っているうちに時効(上手く書きたいことがまとまらなかった)で、まあいいか、Twitterで挨拶はした、それだけでも偉いさ…ととりあえず無かったことにしました(クソ)。

あんなご時世だったのに、沢山のお客さんに来ていただけて、やってよかったなと。何事も無かった今だから言えることです。

 

旗揚げとしては、善戦したのかな、と。

書きたいことやりたいことを再演という形で過去の自分に頼ってはいましたが、ちゃんとその時々の私というか、表現したいものを表現できていたのかなと思います。

そのために沢山役者やスタッフの皆さんに頼って、その節は本当に感謝しています。

本当に本当にありがとうございました。🐺

 

 

そのまま月日は流れて、気付けば9月。21歳にもあっさりなってしまって、20歳超えたらもう時間の流れはあっという間だなと、聞いていた通りだなあとぼんやり思いながらぼちぼち働いていたら、突然。

客演に呼ばれました。

公演日程は11月、京都。

そういえば昨年もソキュウさんの京都公演に出演していたなあと思いながら、いや一昨年もなんだんかんだ秋口は京都にいたような気がする。最早そういう季節なのかもしれない。

 

白河夜船の旗揚げ公演。

何を言っても物悲しくなるエモ顔と言われて呼ばれたのは一生忘れない。

3人芝居で、他のお二方が顔が良過ぎて、これは顔が負ける(?)と初稽古時に強く思ったのを覚えています。

演出には逆に夏井の顔が薄いから良い感じになるんだよと言われて、それは褒められているのか?と思いつつ、相変わらず薄幸顔を存分に活かせる役柄を頂戴して。

うーん、客演のときは大抵何かしら悲しい役なんですけど、もうそういうことさせたくなっちゃうのかな。最近は逆に開き直ってやろうと思うようになりました、進歩。

 

で、言ってる間に本番が過ぎて。

何だかんだと楽しく、大変頑張らせていただいて。

見に来られたお客さんにも楽しんでいただけていたらよかったなと思います。

表現って楽しいなあ、と改めて思えるような公演でした。呼んでくださってありがとうございます。

 

 

 

その頃辺りから、私は全然、眠れなくなっていました。1日2時間寝れるか寝れないかとか、数日寝てないとかザラです。いわゆる不眠症です、悲しいかな。

その頃あったことにはめちゃくちゃ、絶対これ原因やろと思えることがあって、それはちょっとこの後する公演のネタバレになるので(自分の経験を作品に昇華するタイプの人間として)深くは言えないのですが、とにもかくにも夜も眠れない人間になってしまいました。

 

全然働けなくなりました。そりゃそうだ。

潔く、速やかに、私は無職になりました。

微々たる金額ではあるものの、貯金がいくらかあるので今も生きていられるわけですが、なんか、悪いことしてる気分で昼間の梅田を闊歩したり、好きな色に爪塗ったり、派手な色に髪の毛染めたり、順調に貯金を減らしつつ、療養しつつ。

どうせ夜は眠れないから、ゲームしたり映画見たり本読んだり、脚本にもならない日記を書いたり。

そんなことをしているうちに、だんだん腹が立ってきて。

 

何でだ、と。

 

こうなった原因には、私はきっと、多分、落ち度がなくて、そんなことめちゃくちゃ分かってるのに自分が悪いと思う気持ちも無くならなくて、救いようがない。辛い。そういう夜が数日過ぎて、ふと、どうなってもいいから全部書こう、と思い至るわけです。ほぼ自暴自棄。

ちょうど表現の楽しさは改めて実感して、公演やりたいなあと思っていて。こんなご時世ではあるから、やはり最大限の感染対策をする必要はあって、でも夏井一度旗揚げでやってるよねそれ、と思ったらもう踏み止まる要素がなくて。

 

海に遠吠え第2回公演

「夜明け、輪郭線をなぞって。」

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公演をすることに、決めました。

脚本・演出・出演、全部自分。

 

一人芝居にすることは最初から決めていました。

一人芝居以外でこの気持ちは昇華できない自信があったし、誰にも私の気持ちは代弁できない。私以外の役者を通してしまったら、必ずそこには一個人としての、一役者としての気持ちが介入してしまうから、今は、今だけは、この脚本だけは、それは要らないと思って。

 

正しく私を救うために、許すために、今作は存在するんだと、そう最初から明言しておきます。

それを鑑賞して受け取るお客さんがどう思うか、は、一旦頭の隅に置いておいて。とにかく自分のために、やろうと。コロナで大変な今だからこそ、他でもない私のために私がやる、その中で何か感じることや思うことがあったなら、一石二鳥というか。きっと何かしら考える・受け取ることができる作品ではあるので、あー夏井頑張ってんなあ、くらいの気持ちで見て頂けたらいいのかなと思います。

 

 

タイトルにもある通り、「輪郭」がキーワードの1つです。

私から見た私、他者から見た私。その輪郭をなぞる。

色んな私を肯定したり否定したりしながら、どうしようもなくなって、3階のベランダから落ちる妄想に浸って、眠れない夜をただただ無意味に過ごす、そういう私を、オブラート一切無しで体当たりに表現する一人芝居です。

 

あらかじめ言っておきますが、しんどいです。

夏井作品を見たことがある人なら、ああ今回はガチのガチをぶっ込んできたな、と思うだろうし(常連スタッフ談)、見たことがない人なら、ちょっとびっくりするかもです。なのであらかじめ。

精神的にも肉体的にも文句無しの健康な状態で見に来ていただけることを願います。

 

演じる私は瀕死です、もう既に。

脚本脳の夏井は「やれ!殺してしまえ!潰れてしまえ!」と言っているのに、演出脳の夏井は「待ってこれお客さんしんどくない?優しくしようよ…」と言っていて、役者夏井は「私はいつでも腹切ります!がんばります!」って超ボロボロで言ってる。頭がおかしい。

 

こんなことを毎稽古の度に繰り返して、本番でもおおよそ直前までこんな感じなんだろうから、もう、自分探しの旅にも出たくなるよ。

あ、私は2月から3月半ばまで北海道にいます。

土産は期待しないでくださいね。

 

 

Twitterで何の気なしに、第2回公演はエヴァンゲリオンだって話をしたら、まあまあ反応があったので軽い解説をしますと、何となく分かると思うんですけど脚本夏井が碇ゲンドウ、演出・役者夏井が碇シンジなんですよ。シンジ、エヴァに乗れ(夏井、演じろ)って言われてるの。もうやだ。

脳味噌おかしくなりそう。楽しい。

演劇的にドMでよかったと思う夏井でした。

果たして終演後も同じ気持ちでいられるかな…!?

 

 

そんな感じで、公演に向けて頑張っているので、皆さん是非に、夏井には優しくしてください。(すべては自業自得だが)

必死こいて頑張るので、1月、最高に最強の夏井菜月をお届けしたいなと思います。

 

大変なご時世ではありますが最大限安全に作品を楽しんでいただけるよう準備を整えて参りますので、皆さま何卒よろしくお願いいたします。

 

🐺予約フォーム🐺

https://www.quartet-online.net/ticket/uminitoboe2

 

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それでは、多分また近いうちに更新、

できたらします(保険をかける)。

 

皆さま健康であれ。

 

 

0301

気がついたら3月でした。

びっくりする。2月、ほんとに逃げてった。

 

なんだか騒々しいこの頃で、皆が神経質で、朝の満員電車とか特に。

咳払い一つで向けられる視線の痛いこと痛いこと。

常に拳銃向け合ってる気分です。

ピリピリしていいことあんのかなあ、とか思いながら、別に他人事でもなくて。

かかるときはかかるし、かからないときは、まあ、かからないんだろうな。

未知に対する人の恐怖心というか。

近くの薬局ですらトイレットペーパーやらが何から何までなくなってるの見て、普通にドン引きしました。いや、買いたくなる気持ちも分かるんだけど。でもちょっと、しんどいなあって思いました。

不安を煽られているなあって。

 

 

3月末に予定している海に遠吠え「まぼろし」、何か対策を打たなければ、安心して見に来てはもらえないだろう、と思って、色んな団体の発表を見て、焦って私も海に遠吠えとして様々な対策を講じて、発表して。

休日になるまで動けなかったので、ちょっと遅くなりました。すみません。

不安の取り除き方って、難しい。

ちゃんと対策はするけど、なんだかこの不安にしっかりと根が張られてしまった気がして、やるからには、って気持ちと、やっていいの?って気持ちで右往左往しています。

 

この件で公演中止や延期を決定した団体には敬意を表したい。開催する団体にも。

こういうときこそ、娯楽を提供する側として、クリエイターとして、責務を全うしたい。

不安だからこそ、1時間でも2時間でも、少しでも不安を忘れてほしい。

私としては、そんな気持ちで、開催することにしました。

 

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海に遠吠えは、少しでも不安なく見てもらえるように出来る限りのことをさせて頂きます。

ご観劇予定の方は何卒、ご協力のほどをよろしくお願いします。

 

 

今のところ、誰からも体調不良とかは聞いてなくて一安心です。

このまま本番まで駆け抜けたい。

どうか本番までに事がなるべく落ち着くことを祈るばかりです。

神頼み。

 

 

諸々の不安を飲み込むように、整理つけるためにブログ書いてるけど、言葉にしたらやっぱりいくらかはマシになりますね。ブログの正しい活用法、って感じします。

あんまり面白いこと書けなくて申し訳ないです。

あ、でも晩ご飯にすき焼き鍋うどん食べたら口の中痒くなって、何が原因か分からなくてドキドキしました。

花粉症だからアレルギー系物質に過剰反応しているだけか、晩ご飯前に食べたとんがりコーンで口内を傷つけてしまって痒くなったか、普通にアレルギー(それはめっちゃ嫌)。

 

あー!とにかくやれることをやるのみです。

頑張ります、頑張れる限り。

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海に遠吠え、よろしくお願いします。

 

🎫ご予約はこちらから

www.quartet-online.net

 

 

0113

成人の日です。

こんな時間まで起きてしまったからには、成人式に出席出来るモチベーションは無論私にはないわけですが。
母は振袖写真は撮れども成人式には出席していないそうなので、これも血筋だ!ということで。
そういう家系。そういう血筋。
じゃあしょうがないな。うんうん。

風が冷たい。
夜中に行く徒歩5分以内のコンビニは味がある。
無味じゃないよ、深夜に食べるラーメンみたいな。
あ、お腹すいてきた。




そういえば。
3月、公演することになりました。

海に遠吠えという団体で、
旗揚げは「まぼろし」を再演します。

再演とは名ばかりのディレクターズカット版というか。
エクソシストもディレクターズカット版の方が面白いし。
いや、初演も大好きだけどそういうことではなく。

とにかく、再演することになりました。


私的には、もう1年(2020年いっぱい)くらいは、のんびり働きながら呼ばれたら出て、手伝って、 見に行って、とかしようと思ってて。
演劇は楽しいけど、最初から最後まで主宰という立場に立って走り抜くには、それなりに体力が要って、ハナウタではもう、ほぼそれが若かったから成り立ってたことなんだよな、と成人した今は痛感するわけで。

でも同時に、今もまだ若いことには変わりなくて。
だってまだ20歳ですよ。
やりたいことがあるなら、若いうちにやっておく。
これ、もう死ぬほど色んな人が言ってますよね。
まあ事実そうだと思うし、
その方が失敗しても傷は浅いし。治りも早い。
鉄は熱いうちに打てとも言う。

正直なところ、ハナウタを無事解散まで迎えることができた時点で、私の鉄はある程度冷めていました。
もうちょっと前、第4回公演「まぼろし」をやったときくらいからかな。1000℃が400℃くらいになるみたいな。絶妙に満足してしまったからなのだと思います。自分が見たかった舞台がそこにあったら、流石に誰でも、一旦「もういっか」ってなると思うんですよ。
で、その当時18か17だった、今もまだまだだと思うけど、まだまだもっと見聞も知識も浅かった頃の私は確かに、実感してしまったわけです。
「これだよこれこれ!これがやりたかったんだよ!!」と。

人は一度そう感じてしまったら、それを覆すのは容易いことではありません。
冷めてしまった熱を取り戻すのも。

けどまあ、熱が冷めたからといって、演劇が好きなことには変わりなく、奥深さはしみじみと感じているし、演劇に携わる何かで生計を立てたいし、うん、有名になりたい。坂元裕二みたいな。野木亜紀子みたいな。
私の好きな脚本家トップ2です。野木亜紀子はやばい。アンナチュラル見て。坂元裕二もやばいから。カルテット見て。
メディア露出的な意味ではクドカンみたいになりたい。脚本は好みではない、ごめんなさい。



脱線してしまった。
要は、何をするにしても、金が要る、人が要る、時間が要る、熱量が要る。
足りないものはあってほしくない、から、そのための休憩、準備期間でした。

もちろん、3月に公演をすることにならなくても、2021年からは団体を立ち上げるつもりでした。
2021年なのはなんとなくだけど。

それが少し早まっただけ、と言えばそれまでなのだけど。
うん、ほんとに、少し早まっただけです。

解散してから9ヶ月くらい、色んなところに出たり、手伝ったりしてきたけど、演劇には変わらず関わってきたけど、自分で脚本書いて、演出つけて、出演してたときのことが頭にちらつかない日はなかった。
早く自分でやりたい。
うずうずしてたのには違いないけど。
けど、けどね。


9ヶ月の間に分かったことがある。
私は自分で作れる側の人間だと。
自分で作って、作って作って作って、それでやっと自分の人生を真っ当に生きていけるのだと。
やっぱりね、老い先が短かろうが長かろうが、今自分ができる最大限をやりたいよ。

人の言葉で表現するのも楽しいけれど。
自分の言葉で表現できたらもっと楽しい。
せっかく自分で作れるなら、見たいものは自分で作りたい。

ああだこうだ言っても言ってる時間がもったいない。
もうやる。やります。


やっぱそうだよなあ、と気付かせてくれたのは、ハナウタで照明をずっとやってくれていた山本くんでした。
彼とは同い年で、気が合うっていうか。
腹立つときの方が多いけど山本くんとやる演劇は、とりあえず楽しかったので、一緒にやることにしました。

やるからには、鉄を打たねばなりません。
治りが早い内に沢山傷つきたい。
私は、私の思う最高が見たい。作りたい。
私にとって、海に遠吠えは、そういう団体です。

手始めに、「まぼろし」から。
走り出すためにはやっぱり、良い踏み台は欲しいわけで。クラウチングスタートするときのあの踏み台、スターティングブロックみたいなね(これ言うためにわざわざググった)。
再演すると心に誓っていた作品です。
あのときよりもすごいの作りたい、ただそれだけなんですけど。
そんな感じで、あのときよりもすごいの作りたいから再演すると決めてる作品がいくつかあります。
それらを再演していく団体でもあります。
もちろん新作も用意してます。

もう見た景色だけど、解像度上げたら右端に犬いた、みたいな。左端には喧嘩してる猫がいた、みたいな。そういうの(違う)。

準備期間を前倒ししてやるんだもの。
半端な気持ちとか捨てて、確固たる芯と熱意を持って、ぶつかりたいと思います。その腹は決まった。
絶対いいもの作ります。

ちなみに団体名の由来は、海が好きなのと、2人とも一匹狼ぽくて、で、狼と言えば遠吠えかなあとなったことです。適当ではないけどかっこよくて気に入ってます。あとロゴも。
これは天才が作った。
まあ私なんですが(こんなキャラだっただろうか)。


なんかクソ長い宣伝みたいになりましたね。
クソ長い宣伝なんですが。
成人の日だから許してください。
ついでに海に遠吠えよろしくお願いします。
旗揚げ公演めちゃくちゃ良いと思います。
まだ稽古してないけど。
あー!早く稽古したい!

3月、絶対見に来てくださいね🐺。



こちらから予約できます。
🎫https://www.quartet-online.net/ticket/uminitoboe1?m=0dahdah

スケジュール帳に書き込んでくださいね!!



てか、いやマジでロゴ作った人天才だな、、、



私です。寒さに震えてるだけなのに誇らしげだな。


もう20歳です。おめでとう。ありがとう。
己への祝いにMacBook買おかなとか思ってます。
分割何回払いにする気だろうか。

うわ4時じゃん!FGOログインして寝ます。
おやすみなさい。





1127

なんとなく11月なので、できることならと、

ポッキーの日に更新しようと思ってたんですけど。

何やかんやと忙殺され続けて、更新できずに今日です。

 

なんかブログのタイトル名悩むのが嫌で、

更新したその日をタイトルに採用してるんですけど、

今になって調子乗ってる感あって、

もはやそれすらも嫌になってきましたね。

だからといってポエミーなことも書けないんですが!!

 

閑話休題

 

先日、母が突然帰ってきて、

演劇ユニットハナウタの過去公演のDVDを

いつの間にか見たとかで、感想を延々と喋ってきて、

しかもコンビニのイートインスペースで。

 

母がそれなりの考察厨であることと、

それなりにハードな展開が好みなのが分かりました。

血は争えないなと思いました。

 

 

 

もう2週?3週くらい経ってしまいましたが。

何の因果か、11月2週連続JK役が終わりました。

IQ22とソキュウ。

どっちもきゅうきゅうしている(?)。

 

順を追って、IQ22の方から。

二度目のIQ22でした。

2月の「七畳の水槽」に出演させていただいて。

そのときはDVされてる彼女役だったんですけど、

今回は恋に恋するJKで。

まだJKいけるのか?と個人的にはそれなりに、

不安だったんですけど、まあいけるな。

「卒業」という脚本のBキャストとして

出演させていただきました。

私は井上朱音の脚本、

単純に間の取り方が合うので、好きです。

今回も例にもれず。

 

でも迷走しました、たくさん。

それはもうたくさん。

真っ当なJKではなかった己を恨みながら、

でも過去は取り戻せないので、

ネカフェに籠もって恋愛漫画を2、3冊読んだことが良い思い出です。

2、3冊で飽きてドロヘドロ読んでたんですけど。

今度アニメします、めっちゃ面白いから皆見てね。

 

そういえば、最初の方の稽古で、

通しで読んでたときに号泣したこともありました。

滅多なことがない限り本番以外で泣かないんですが。

気が触れていたのかもしれない。

 

この話(卒業)はどうしようもなくて、

どうしようもない恋って

やっぱどうしようもないし、

果てしなくしんどい。

 

私にはそんな経験は正直なくて、

そもそも何でもきっぱりあっさりさっぱりで、

まあ焦るくらい男前な性格で。

どうしようもない恋をするくらいなら、

そんな思いをするくらいなら、

辛くなる前に切り捨ててしまう。

楽な方向に舵を切る。こと恋愛においては。

なので後輩の気持ちは分かるけど、

分かりたくないな、っていう。

最後の最後まで和解はできなかったけど、

面会のガラス越しに話せた気がする。

その場合私が犯罪者です。心が男前ゆえに(?)。

 

少しでも井上朱音の世界観を、

伝えられていたらいいなあ、と思います。

 

 

 

そして翌週、ソキュウです。

気が狂うかと思った。

これは自分が悪いんですけど、

間に一日も休みを用意してなかった。

純粋に体調を崩す、がそのまま舞台に立つ(暴挙)。

その節は皆さま大変ご迷惑とご心配をおかけしました。

大変反省したので今後は体調管理死ぬほど気を付けます。

 

さて、ソキュウは全面囲み舞台でした。

360度どこからでも見られるの。

楽しかった。本当に。

座組スキーになった(オフロスキーで発音してください)。

こっちのJKは恋に恋はしていたけどドライでした。

現代のJKとは?と思いながら演じていました。ウケる。

ウケるって言っとけば解決すると思ってる。

 

何か、ソキュウっていう団体の土壌の柔らかさを感じました。

IQ22はどちらかと言えばだだっ広い空間があって、

何も無いけどなんでも出来て、

好きなことしていいよーって投げられるみたいな感じ。

どちらにせよ役者って何なんだ?と

ひたすら自分に問いかけながら、

作品に向き合っていました。

良い時間だったな。

 

 

 

2月はIQ22(楽しかった)、

3月はハナウタ解散公演(辛かった)。

9月はハネオロシ(緊張した)とめいろ(死ぬかと思った)。

11月はIQ22(泣いた)とソキュウ(面白かった)。

それで今年の舞台おしまい!でした。

 

ご来場いただいた皆さま、応援して下さった皆さま、

本当にありがとうございました。

 

気付けば6公演に関わってました。

なんだかんだ忙しかった。

 

今年は自劇団の解散と客演とスタッフと、

色んな方向から関わりながら、

演劇に対する向き合い方、接し方に

自分なりの答えを得るための一年弱だったなと。

 

やっぱり演劇は、

とことん自分のためにやっていいと思いました。

私には私の思うかっこいいとか、

かわいいとかをとことん貫いてほしい。

で、それに賛同したり応援してくれる人が

1人でも2人でもいてくれるなら、

それはもう万々歳だよねって。

もちろんいなくても私のためにする演劇は、

私が本当にやめたくなるまでやめないし。

芯は曲げたくない。貫きたい。

これまでもわりとそうしてきたつもりだけど、

これからはもっと、自分に正直に、

やりたいことをやろうと思います。

あと人に頼ることをちょっと覚えた!

これはすごい進歩。

 

なので私のことはちらちら気にしててください。

応援してください!!

来年はいっぱい活動する予定なので!!!

 

 

ちなみにあと1ヶ月ちょいで2019年も終わりですが。

来年からなんやかやとあるので、

その前準備というか、

そんな感じのことを12月予定しています。

また改めて告知します。

 

それではこの辺で。

さらばーにゃかうだ。

 

 

 

 

 

0802

結局月1ペースなんかい。

ブログ更新頑張る言うてたんとちゃうんかい。

 

すみませんね。

 

最近の楽しいことと言えば、

仕事の合間にちょっと奮発するご飯と

Netfrixで昔のアニメを一人で夜中に観ることです。

今はスケジュール調整ミス多発し過ぎて鬱です。

夏井菜月です。

 

ハネオロシはあれから、順調に稽古が進んで、

どんどん作品として良くなってってるところです。

なんか、なんとなくですけど。

今回のハネオロシ出演に夏井は

今後の役者人生を賭けているところがあります。

 

いやまあ、この舞台が終わってからどう転がったとしても、舞台から易々と降りてたまるかと、思ってはいますけど。

 

ていうか11月の舞台もあるので、

降りれはしないんですけれども!

あ、この件についての宣伝はまたのちほど。

 

私はですね、自分で言うのもあれなんですけど、

いや、自分で言わなきゃ誰が言うんだと思うので言います。

びっくりするくらい舞台が好きです。

演じるのも、脚本を書くのも、演出を付けるのも、

ほんっとに大好きです。

これからの人生、いつまでも演劇にしがみつくのはダサい、かも知れないけど、ちゃんと働けよって、社会人なれよって思うかもしれないけど、自分が満足するまでは絶対、やめないで続けていたい。

 

もうすぐ20歳になります。

私が演劇と出会ったのは中学3年生のときで、もう5年近くは続けてて。ずっとやってるからとかそんなんじゃなくて、ただ、好きだから演劇を選んでいて。それ以上でも以下でもないし、演劇にだけは逃げたくないし、嘘もつきたくなくて。

だから、もっとちゃんと演劇と向き合いたい、演劇と接していたい、そう思う自分の気持ちに嘘はつけないと思いました。

 

そしてハネオロシは、

私が20歳になって出演する初舞台です。

ほら、なんとなく節目感。

これからの自分がどういう方向に舵を切っていくのか、

きっと、なんとなくですが、

この舞台で決まるんじゃないかと思います。

と、自分にプレッシャーを大いにかけて、

稽古、もっと頑張りたいなと。

 

ヒロインするの初めてだし、パフォーマンスやOPがある舞台初めてだし、ハネオロシ、初めてだし、20歳になって初めて出演するし。

なんだよ、この節目感。半端ねえ、、、。

 

まあつまるところはです。

いつも夏井菜月を応援してくださる方や、

見守ってくださっている方々に、

恥じることのないように、20歳、頑張りたいのです。

 

あと8日くらいで20歳。

Amazonの欲しいものリスト、公開します。へへ。

でも1番欲しいのは!

あなたが観に来てくれること!ですけどねっ!へへ!

 

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🎫予約はこちらからどぞ!です!

http://ticket.corich.jp/apply/100562/010/

 

 

 

それから11月!

IQ22にまたまた出演させていただきます💞

2月以来のIQ22!楽しみで震えます。

 

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私はこの中の「卒業」という作品に出演いたします!

相手役は2月に共演した石垣透馬さんです。

顔がいいです。負ける。

 

🎫予約フォームはこちらから!

http://ticket.corich.jp/apply/101840/009/

 

是非是非11月!よろしくお願いいたします。

 

ま!まずはハネオロシっすね!

バチバチのヒロインしてる夏井、絶対観てくれよな!

 

これはヒロインしてそうな夏井。

いっぱい撮っていただきました。ハピ。


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ほなまた!!!!!!

 

 

 

0710

こんばんは🙌

タピオカのことが好き過ぎるあまり、

バイト終わりほぼ必ず飲んでいる夏井です。

差し入れにくれてもいいですよ、貢茶。ね。

 

こっそりブログ移転!しました。

ブログ名一緒なんですが。

特に変わりありませんが!

うん万年振りに書くようなブログですが!

これからはぼちぼち。

もう少し頻度上げていきたいところですね。へへ。

 

 

まずは近況報告。

6月はとある映像作品の撮影📹!

そしてハネオロシ稽古スタート!🍃でした。

 

映像に出るのは夏井史上人生初で、右も左も全く何も分からないので、堂々と借りてきた猫しました。

いつも通り(?)ちょっと鬱屈な役をいただいて、

いつも通り(?)演じさせていただきました。

病んでたり死にそうな役多いのほんと何でだろな。

でも心優しい方達に囲まれたのでハピ!でした💞

 

しかしやっぱり思うのは、

映像出るなら顔のいい人だよな、としみじみ。

いやもうほんとに。

昨日見たDinerとかほんとにもう。

いつ見ても画面綺麗過ぎて震えました。

おすすめです。

 

夏井はその点ビジュアルにあまり自信がないです。

完成作品を観る勇気が出ません。

どうしよ、でも出ちゃったからな、観ます、、、。

舞台はどうなんだって聞かれたら、まあそれはそれです。

 

 

で、ハネオロシです。

ドドド緊張の顔合わせを経て!

今日まで着々と稽古を重ねてきました。

役どころとしては、これまでとは打って変わって、

全くやったことのないような役です。

話の中で成長していく純粋で真っ直ぐな少女・風子。

 

純粋で真っ直ぐってワード、

夏井の主観ですけど、にしたって聞いたことない。

心がすれてないってだけでもうすごい、

そんな純粋な気持ち、夏井はもう捨ててしまった。

 

まあとにかく、これまで、役の感情や考えが最初から最後まで変わらないままってことが多かった私にとって、心情的にも見た目的にも、大きな変化のある役は初めてで。

どう接すればいいか、とにかく探り探りで。

触れたら壊れるのでは?とびくびくしています。

ほんとのほんとに新感覚!

毎稽古脳味噌フル回転です。

これまでとは違うアプローチをかけていきつつ、

浸透率の高い丁寧な演技ができたらいいなと!

思います💪

 

風組も雨組も豪華出演者づくめ!ですし、

お話としても見応え十分です。

是非是非両組おすすめしたいところですが、

夏井新境地!なので風組プッシュしときます。

あと2ヵ月!身を粉にして頑張りますよ~~~

絶対見に来てくれよな!

 

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これは恐ろしく盛れた夏井です。
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予約はここから!どぞ!

http://ticket.corich.jp/apply/100562/010/

 

それではまた🖐